値段に反し音が良い、と巷で評判のダイソーイヤホンを買ってきた。なんでも 30,000円のイヤホンを凌駕する高音質らしい。高まる期待。いま街はこいつのウワサで持ちきりさ！
期待を胸に携えつつ、愛用の iPod touch に接続して音を鳴らしてみる。比較対象は現在も使用中のオーテク ATH-CKS550。2年前に 3,500円前後で購入したもの。
第一印象：音が悪い。全体的にくぐもった不快な音。ノイジーな中音域と、著しく音色が変わってしまった高音域。例えるなら階下の部屋から漏れ聞こえてくる耳障りなラジオの音。もしくは洗面台に溜まった水道水が排水溝に流れ落ちる際に奏でる最期の咆哮。ずっと聴いてるとムカついてくる。なんだこりゃ。
いったいどこらへんが 30,000円のイヤホンの高音質なのか……3,500円のモデルにも負けてる。完敗。いやいや、比較するのが失礼なぐらい。安物買いの銭失いとはこの事。騙された！
もっとも 200円のイヤホンにそこまでの音質を求めるのは酷か。正に worth ￥216。むしろ、耳栓を買ったと思えばいいやな。左右が線で繋がっているので紛失しにくいし。得したじゃん！
いかがでしたか？ やっぱり何でも値段相応ですね。世の中うまい話などありません。つか 200円なんだからこんなもんじゃね？ 耳栓のくせにプラグを差すとステレオイヤホンの様に音も出る。まったくこいつは恐ろしいブツだぜ！