今日発売、市橋達也の手記という触れ込みの「逮捕されるまで」を本屋 2軒回って買ってきた。最初の書店で見当たらなかったので、店員に「市橋達也の本。ほら、市川市の殺人犯の……」と訊いたら、「あぁ……」とあからさまに嫌な顔された。他に説明の仕方はないのか>オレ。ともかく理由は不明だが入荷しなかったらしい。2軒目は平積みだった。
ただ、「失踪後の暮らし方」としては参考になる点があるかも知れない。オレもいつ逃亡生活に突入するかわからないからな……その意味では教本とも言えよう。
振り返ればこの事件のあった頃、オレは一連の報道を入院中の病室で眺め、そして今後の生活を憂いていた。人間、一寸先は闇なのだ。