オレ、『ターミネーター』は全作観ている。その中でも特に 1,2作目は大好物。劇中に登場する殺人マシーンの恐ろしさに、当時劇場で震え上がりながら観賞したと記憶している。そんな『ターミネーター』の新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が封切られたので、早速劇場に足を運んだ。
以下、ネタバレなしの箇条書き感想
中盤以降はあたかも消化試合の様相。もう〈人間らしい感情に目覚めたターミネーター〉の設定、ホントいらんわ。ターミネーターはターミネーターらしく、不気味な殺人マシーンに徹してほしかった。
更に気に障るのが、シリーズ 6作目の今作が『T2』の正統な続編だという点。ならば今までの続編 3,4,5 は異端だったのか? ご破算にしやがって。シリーズの熱心なファンを無下にした非道な仕打ちは決して許されまい。
続編を重ねるたび駄作警戒レベルの上がるフランチャイズ・ムービー、それが『ターミネーター』。この評価・判断に迷いがなくなったのが今作の収穫だった。