都の規定では、宿泊療養施設に宿泊できるのは発症日を 0日とカウントして 10日目まで。今日はその 10日目、つまり退所日だ!
7:00 に検温と酸素飽和度の測定。どちらもヨシ! 異常はない。
食べたら早速に撤収作業を開始する。
9:30 退所の手続き。運営スタッフさんから、窓越しに諸々の書類を受け取る。借用していたパルスオキシメーターも返却。
スタッフ「もう戻ってくるんじゃないぞ」
オレ「へぇ、お世話になりやした」
こんな会話はなかったので、ご安心いただきたい。
そして速やかに退所。解放された! 6日ぶりにシャバの空気に触れる。お天道様が眩しい。worth坊や、身も心も真人間になって世俗へ戻って参りました。
ひとまず煙草とコーラを買い求め、一服。不健康なものほど美味い。それを嗜むのもまた個人の自由。そう、オレはいま自由だ、ウォォーッ! 映画『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスのような、晴れがましい気分だ。
そんな清々しい心持ちで帰途につく。来る時はタクシーだったけれど、帰りは公共交通機関の電車。宿泊療養生活、よくがんばった。さぁ、温かい家族のもとへ帰ろう。つかオレ、別にそれほど具合が悪くもなかったんだけどな!
あなたのより良い療養所生活の一助になれば幸いである。
レッツ・エンジョイ・サナトリウム・ライフ!