朝方テレビをつけたらマイケル・ジャクソンの訃報が放送されていた。まず朝のニュース番組の時間帯での大々的な扱いにビビり、その内容に目を見張り、そして「マイケル・ジャクソンも死ぬ」という事実に戦慄を覚えた。
なにしろ生活臭を一切させなかった “King of Pop” 、あの御仁である。死とはおよそ無縁な、どこか超人じみた存在に感じていた。そんなマイケルにも生命活動を停止する日がやってくるとは……てゆか、実はまだ何処かで生き永らえているのではないか、とさえ思えてくる。否、きっとどこかで生きてるに決まってるよ!
何しろネバーランド地下深くの秘密施設には、有事の際のバックアップ用にクローン「マイケル・ジャクソン」が多数用意されてるからね……1 体ぐらいクラッシュしてもヘッチャラだよ!
もとい。もうマイケル・ジャクソンの新譜がリリースされなくなるのは非常に残念。思えば彼の創る楽曲は他の何者とも似ていない、誰にも真似出来ないし真似しない不思議なサウンドだった。いわゆるブラック・コンテンポラリーでもなく、ダンス・ミュージックにしてはギターが大きくフィーチャーされていたり、とジャンル分けが不可能。敢えて言うなら「マイケル・ジャクソン」という種類の音楽だったと思う。世界は唯一無二の存在を失った。R.I.P.
コメント