今日は朝から風が強い。強風に乗って放射性物質が都内へ運ばれる様子を想像し、嫌気する。だが元々、フクシマは東京で使用される電力を供給していた原子力発電所だ。これも都民の自業自得なのだろう。
出社。ここ数日サボッていたせいか、仕事が溜まってしまった。なのでそれなりに忙しくシゴトする。
都内、新宿のモニタリングポストの測定結果が net で公開されている。毎時更新なので、その都度アクセスして確認してしまう。
レポートされる上昇一途の数値に不安を憶え、身の回りの測定用にガイガーカウンターの購入も考える。だけど足元を見たかのように高価だし、仮に恐ろしい測定値が出たところで避難する当てもない。不安を駆り立てる効果しかないので先送りする。
昼間にマスクを追加購入。不安感からか、50枚入りを 2箱。そんなに使うか?
以前の会社の同僚から、暫く振りにメールが来たので返信を作成したり。
そんな事をしていると、またエリアメールが来る。字下げはママ。
From: エリアメール
Date: Wed, 16 Mar 2011 14:00:00 +0900
Subject: エリアメール国民の皆様へ
3月11日に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、電力需給がきわめて厳しい状況になっていることを受け、3月14日から、東京電力管内において計画停電を実施しているところです。国民の皆様におかれましては、引き続き徹底した節電をお願いいたします。皆様のご協力をお願いいたします。
(内閣官房(節電啓発等担当))
職場裏の公園で煙草を喫ってたら、通りがかった取引業者の兄ちゃんが車からわざわざ下りてきて立ち話。普段愛想のない人なのに。誰かと話したいのか。
夕方、一人社内に残ったところに知人から着信。話題はフクシマ。陸上自衛隊ヘリコプターからの、原発施設への放水の顛末を聞く。曰く、放水が霧雨状で効果のほどは疑問、と。だが惨憺たる結果は実行前に予測できたはずだ。つまりこの放水の目的は燃料の冷却ではなく、国内外に向けた「決死の原発対策」のアピールなのだ。言い換えれば、事態はそこまで切迫している。恐怖で震える。
19:45 上がり。昼間メールをくれた旧友から電話が来たので、ついつい話し込む。皆不安なのだ。
オレも怖いので、iTunes 用に mp3 のアートワーク作成、およびタグ修正に取りかかる。対象ファイル数、およそ 2,500。だがこういった時には、無心でただひたすら手を動かしていれば進む作業に没頭するに限る。ホラーな現実に目を瞑るのだ。
26時前に就寝。
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