『ワンダーウーマン 1984』の感想

新型コロナウイルスの感染症対策として、また東京に緊急事態宣言が出るらしく。そうなったらば当面の外出自粛は避けられまい。だのでその前に急ぎ『ワンダーウーマン 1984』を観てきた。ご時世を反映してか劇場は空いていて、客席の埋まり具合は三割ほどだった。

『ワンダーウーマン 1984』のポスター〈DC エクステンデッド・ユニバース〉のスーパーヒーロー映画『ワンダーウーマン』の続編。当初 2020年 6月公開予定だったが、コロナ禍のため二度の延期を経て 12月にようやくの公開となった。

以下、ネタバレなしの箇条書き感想。

  • 全体的に緩慢でやや無理のあるストーリー展開。悪役マックスに扮したペドロ・パスカルの熱演も報われない
  • アクションシーンも地味で新鮮味に乏しい。見どころはガル姐の美貌だけ
  • 舞台設定はタイトルにもある 1984年。だけど当時の時代感は薄目。もっと時代性を生かした演出を期待していた
  • エンドロールが始まってもオマケのシーンがあるから席を立つな!

待たされた割には期待外れの印象を受けた。当初の予定通り米国の大統領選挙前の 6月に公開されていれば、また違った評価になったのかもしれない。その意味においては、この作品もまた新型コロナの犠牲になったと言えるだろう。ワンダーウーマンの真の敵はウイルス感染症だったのだ。くわばら、くわばら。

オレ的評価

3.3


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