2011-03-11 Friday

14:46 マグニチュード 8.4 の地震が発生。

東京都の東端、江戸川区の職場でも叩きつける様な激しい縦揺れ。床下から、アスファルトを砕く電動ハンマーを使用しているかの如き振動に襲われる。その時オレは PC で作業をしていたが、尋常ならぬ揺れに慌てて中腰で外へ飛び出す。同じ様に外に出てきた近隣の人たちも皆、不安気な表情で宙を見つめている。

一瞬収まったが再び揺れ出す。トータルで 2分近くだっただろうか。ひとしきり揺れが収まってから社内に戻る。幸い大きな被害はなかった。ただコピー機が移動していた。
電気は問題なく来ていたが、電話が固定・携帯ともに繋がらず役に立たない。回線がパンクしているのだろう。
備え付けのラジオで情報収集。こういう時はやはり NHK にチューニングしてしまう。震源に近い東北の被害が大きいようだ。

携帯電話が聞きなれない音を鳴り響かせる。エリアメールだ。発信元は江戸川区対策本部。東京湾に津波警報が発令された。

From: エリアメール
Date: Fri, 11 Mar 2011 16:41:00 +0900
Subject: エリアメール

津波警報
こちらは、江戸川区災害対策本部です。
只今、東京湾に 「津波警報」が、発令されています。
これから、大きな津波が到達するおそれがあります。
荒川・中川・江戸川・臨海公園には、近づかないで下さい。
(江戸川区)

上記はドコモの携帯に届いたエリアメールからの引用。空きはママ、ヘッダーは抜粋。Subject のみ、読みやすさを考慮してデコードした。

取り敢えずは今日の仕事のカタを付けておく。この時点では大した情報が得られず、それ故にのん気なムード。さして危機意識はなかった。事実、十代のアルバイト君に、部材の受け取りへ自転車で片道 15分の距離の取引先まで一人で行ってもらったりもした。地震もちょっとした悪ふざけ、津波警報にも殊更リアリティを感じていなかった。

またもエリアメール。福島沖で地震発生。

From: エリアメール
Date: Fri, 11 Mar 2011 19:36:00 +0900
Subject: エリアメール

緊急地震速報
福島沖で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)

20時前、千葉方面へと向かう徒歩帰宅者たちの長い列を横目に職場を後にする。テンションが上がっていたので知人宅に寄り道。そこで初めてテレビの報道を見た。仙台市を襲う巨大津波の映像に戦慄した。この時にようやく大変な事が起こったと認識した。

自室に戻る。棚が倒れて、積んでおいた本がジャンクの PC パーツと共に派手に散乱していた。またいつ余震が来るか分からないので、片しても無駄と判断。今日の寝床スペースだけを確保する。

深夜、テレビで千葉の石油コンビナートと気仙沼の大火災の中継。被災地近辺の海岸には数百の遺体があるとの報道。
そして、福島では原子力発電所が外部電源全喪失の事態に陥り、政府が原子力緊急事態宣言を発令していた……これは終わりの始まりか?


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