映画「レディ・プレイヤー1」の感想

連休なので、映画「レディ・プレイヤー1」を見てきた。面白かったーよ。

レディ・プレイヤー1 のポスター舞台は 2045年。主人公はビデオゲーム<オアシス>内に隠されたイースターエッグを探して、ヒーロー映画やアニメ、ゲーム等のおなじみキャラクターたちが入り乱れる仮想現実空間を奔走する。

大ざっぱに言うなら「シュガー・ラッシュ」みたいな「マトリックス」。ストーリーに目新しさがない分、劇中の細かなディテールや仕掛けで勝負をしたという印象。いまどきのナードな趣味を持ち合わせている観客ならば楽しめる作品でしょう。

以下、箇条書きの感想

  • <オアシス>の開発者たちは、アップル社のジョブズとウォズニアックの関係性を彷彿とさせる。感慨深い!
  • キューブリックの「シャイニング」を観返したくなる。猛烈に!
  • 要所で 80年代のポップミュージックが効果的に使われていた。懐い!
  • 白いモビルスーツが登場したときは目頭が熱くなった。オレもガンダムで行く!
  • サイモン・ペッグはまたもギークな役どころ。とは言え今作での抑えた演技は好感!

ふと思い返せば、オレがスピルバーグ監督作を劇場で観たのは、シリーズ最初の「ジュラシック・パーク」以来 15年振りの事であり。それからもずっと第一線でご活躍。枯れないスピル御大。その溢れる映画愛には脱帽!
ただ反面、パーソナル・コンピュータやビデオゲームの文化にはあまり思い入れがなく、執着もない人なのだろうな、と今作では感じた。知ったかぶりのオタクが醸し出す、付け焼刃で底の浅い感じが顕著。もっとも世代的に無理もないのでしょうが。これも商売だしね。

ともかくスピル爺、また面白い映画を撮ってオレを楽しませてね! 次回作は続編の「レディ・プレイヤー2」がいいかな?(適当)

オレ的評価

4.0


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