徒然に amazon.de から Eddie the Eagle のドイツ版ブルーレイを個人輸入してみたーよ。
価格は日本への送料込みで EUR 18.09。日本円で約 2,190円。web で注文手続きしてから 12日で着荷。いつもながらドイツからの荷物は敏速だ。シュネール! もちろん(?)日本語字幕・吹き替え音声を収録。これはお得!
イギリス史上初のスキー・ジャンパー、マイケル・エドワーズが冬季五輪に果敢に挑む姿をコミカルに描いた奮闘劇。実話を基にしている。簡単にいえば昔の映画「クール・ランニング」のスキー・ジャンプ版。というか、もう本当にそのまんま。
安直な演出とストーリー展開。登場人物の描写も手垢のついた定型のもの。
- 少しどんくさい主人公のエディ。だけど根性だけは人一倍!
- 職人気質で頑固者の父親と、エディを信じて愛情を注ぐ優しい母親!
- コーチはかつてのスター選手。だが現在は荒れた生活に身を置いている。指導方法も型破り!
- エディを快く思わない英国オリンピック協会のイヤミな役人。エディに辛く当たるぞ!
ああ、見飽きた。いつものだ。さらに輪をかけて捻りのないのが劇中の選曲。何から何まで型どおり。ベタすぎる。テンプレートに当てはめていくだけで完成した作品。コピペ映画か?
と、ここまで悪口を書き連ねてみたものの、クライマックスのジャンプ・シーンでは不覚にも盛り上がってしまった。終わってみれば爽やかに感動。前言撤回、面白かった。やっぱベタはいい! スポーツの映画にハズレなし! オレって安い奴だわ。
現在、日本国内では未公開の “Eddie the Eagle”。「イーグル・ジャンプ」という仮の邦題が付いていると聞く。劇場公開されたら観るべきか? と問われれば「お安い感動を味わいたいなら観るべし」。そう答えるだろうオレではあった。
ときにディスクに収録された映像特典。メニューは以下の通りであり。
- 大空へ羽ばたいた男 鷲のエディ
- すべてを再生 (46:43)
- イチかバチか:ヒーローの思い (30:06)
- エディとピアリーの友情 (7:48)
- ジャンプ台から見る世界 (9:01)
- スティル・ギャラリー
- オリジナル劇場予告編 (2:25)
こちらも日本語字幕付き。メイキングによると、コーチ役のヒュー・ジャックマンのシーン以外はすべて実際のジャンプを撮影したものとの事。そう言われてみれば臨場感ある映像だった。そのあたりの撮影技法の解説も興味深かった。
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