「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観てきた。
ボンクラ主人公がゆかいな仲間たちと共に宇宙を股に掛けるアクション・アドベンチャー作品。
予告編を見た段階では「おバカ映画」と判断してスルーするつもりだったが、本編をきちんと観たら意外にもしっかりとしたスペースオペラの作風で、予想したほどおフザケ映画ではなかった。裏を返せば思ってたほどには笑えるシーンがなかった、とも言える。
意外な配役だったのがマイケル・ルーカー。青くなっても相変わらずの存在感。
終盤はいつもの見慣れたマーベル映画的なストーリー展開でやや興ざめ。すべての観客がマーベル・シネマティック・ユニバースの熱心なファンではないのだ。
それとこの作品が楽しめるかどうかは、劇中の選曲にノレるかどうか、この点にかかっているだろう。だけどノレる観客の年齢は確実に 50歳代だと思う。そこから察するに、これはシニア世代向けのマーベル映画なのかも知れない。
エンドロール後には恒例のおまけシーンがあるけれど、見なくても本作の評価には影響ない。トイレをガマンしているなら躊躇なく席を立て!
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