こんばんは、worth坊やです。そう言えば最近、涼しくなってきたのをいい事にフロに入っていません。そのせいか、僕が近づくとその場にいた人たちが怪訝な顔をするような気がするけれど、それは多分僕の思い過ごしという事にしておきます……そうしておけば僕のガラスのハートも傷つかずに済むのでアリマス……Gash!
レンタル先行の「バス男」を観た。題名からてっきり風呂に浸かってる男の話かと思いきや、バスはバスでも交通機関のバスの方だったのでびっくり!(ウソ) しかもその肝心のスクール・バスのシーンも数える程しかないし……国内の「電車男」人気にあやかったのだろうけど、いくらビデオ・スルーとは言えこの邦題はナイスすぎるぜ。
お話としてはアイダホの高校生、ナポレオン・ダイナマイト君のヘンテコ・スクール・ライフを綴ったもの……としか言いようがなく。展開も割合おなじみなモノなので、途中うっかり 5分ぐらい寝ちゃっても全然余裕だ。注目の主人公も、日本の「オタク」タイプというよりは単に「ヘンなヤツ」ぐらいの存在で、さほどキテレツ感はなく。ただ、いつも半開きの口元や、ただボーッと突っ立ってるだけの構図などはおかしくもあり。アメリカの片田舎的風景が映る中に流れる素朴でマヌケな音楽や、途切れる事のないシロウト臭さをも味わいとして、お話よりもむしろディテールを楽しむタイプの映画なのでありましょう。
ちなみに原題でもある主人公のイカレた名前、Napoleon Dynamite とは、エルヴィス・コステロがアルバム “Blood & Chocolate” (1987) のインナーで、自身のポートレイトと共にクレジットした名義(あの人はよく変名を騙る)からインスパイアされたものであろう事を付記したい。まったく余談だがそれ以降、ワーナー移籍後のコステロなんてつまらねえレコードばかりだがな……Gash!
と、余計なウンチクを書き連ねたところで風呂入って寝ます。おやすみなさい。
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