以前から欲しかった映画「ゲーム」のブルーレイを入手したので、レビューの真似事をしてみたい。
この数年ずっと購入を検討していたのだけれど、ソフトの評判がネット界隈で芳しくなく、躊躇していた。
その悪評のせいか、amazon.co.jp では半額に値下げされていた。だのであまり期待をせず、興味本位で買ってみた。
「ゲーム」とは?
「ゲーム」とは 1997年公開のアメリカ映画。マイケル・ダグラス、デボラ・カーラ・アンガー、ショーン・ペン出演のサスペンス・スリラー作品であり。監督は「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー。
日本国内版のブルーレイ・ソフトは、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから「ユニバーサル思い出の復刻版ブルーレイ」として 2020年 12月 2日に発売された。メーカー型番は GNXF-2612。日本オリジナルデザインの厚紙製アウターケース仕様。ブックレットも封入されている。
私は盲目であったが、いまは見える
さて、肝心の内容はいかがなものか。ここに示すは 1080P から HD サイズに縮小して、webp 変換したキャプチャー画面。ストーリーのネタバレにならないよう、序盤のシーンから幾つかキャプチャーした。
メニュー画面はキレイ。特典映像には、US の劇場版予告編 2種類を収録
- 映像
- 解像がやや甘い印象を受ける画質
- 暗部はノイジーで締まりのない画作り
- 音声
- 日本語吹替音声は 2.0ch。しかもパッケージに記載されている様に、ところどころ吹替音声が収録されておらず、オリジナル英語音声が再生される。吹替音声のソースが TV 放送版だから致し方ない、のだろうか
シー モアバッツ ~見ろ また尻だ
まとめ。映像、音声ともに不満が残る内容。評判通り、難アリ。しかし現状、日本語版のブルーレイは他にない。この作品のファンで、定価の半額で入手できるなら購入を検討すべきだろう。既発で廃盤の DVD 版よりはマシだ、と己を騙す。これも「ゲーム」の一部なのだ。
いずれにせよ、新規リマスター版の発売を望みたい。その際には、映像は Criterion 版のマスターで、日本語吹替音声を追加収録なら文句なし。だが、それは贅沢な要望だろうか。
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