ババデラジュテ


テリー・ギリアム監督の新作Dr.パルナサスの鏡の公開煽りか、早稲田松竹で「12モンキーズ」と、その原作「ラ・ジュテ」の二本立てを上映するってーので行ってきましたよ。
館内はオタクのなれの果て、みたいな一人客のオヤジ・ジジイでほぼ満席。もちろんオレもその内の一人。ムッサ~!

ラ・ジュテラ・ジュテ」は全編がモノクロの(ほぼ)静止画で構成された1962年の短編フランス映画。幼少期の空港での記憶を頼りに、主人公が過去へタイムスリップするというプロットは「12モンキーズ」と同じ。
ただストーリーが主人公の陰気な独白で進行するので、いま観るとやや退屈する出来。30分という短い上映時間が救いだった。

一方、リメイクの「12モンキーズ」。1962年と1995年の映画を比較するのは酷だけど、こちらはさすがにイマ風のエンターテイメント作品で断然に観やすい。微かに漂うギリアム臭さも万人向けで嫌味がない。
敢えて粗探しをすれば、ブラッド・ピットのアフレコがイマイチなシーンが気になるぐらい。タイミングずれか、ミキシングが雑なのか。

分かっちゃいたけど、共に悲しく憂鬱な結末のストーリー。上映後、高田馬場駅前の小諸で暗い顔してそばを食っている薄汚れたオッサンがいたなら、それは未来から来たオレだ。

 
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