『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の感想

三連休だったので、映画館でTHE BATMAN-ザ・バットマン-を観てきたーよ。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のポスター10年ぶりのリブートとなったバットマンの新作。今作はヒーロー誕生譚ではなく、バットマン活動(略してバッ活)2年目のブルース・ウェインを描く。ヴィランはナゾラー、もといリドラー。ペンギンも出るよ!

ネタバレなしの箇条書き感想

  • 要素を詰め込み過ぎて全体的に散漫な印象。人物の相関関係が分からないシーンがあった
  • 薄暗い画面ばかり見せられる。だのに上映時間 2時間 55分。長くて飽きるよ!
  • 宣伝文句ほどの復讐劇はない。いつものバットマン進行だった
  • 派手なアクションシーンは少な目。魅力あるガジェットの登場もなく退屈
  • 〈謎解きゲーム〉も面白さゼロ。設問が抽象的すぎる
  • コリン・ファレルどこ行った?
  • ゴッサムはどげんかせんといかん

月夜に悪魔と踊った事はあるか?

今作は脚本の根幹部分でユーモアに欠けている。常に深刻で辛辣なムードがつきまとい、その挙句がカタルシスに乏しい終幕では、長丁場に付き合った観客は報われない。コミックが原作のヒーロー作品から、マンガっぽさを過剰に排するのは如何なものだろうか。

例によって最後におまけのシークエンスがあるけれど、取るに足りない寸劇なので無理して見る必要はない。エンドロールが始まったらザバッと遠慮なく退席してやれ。グッバーイ!(野村義男リスペクト)

オレ的評価

3.4


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